月へ魅せられ
気がつけば
逢いに行ってしまう
悔しい時、悲しい時、、やるせない“想い”を
溜め息もろとも吐き出させては
ただ静かに微笑んで
聴いてくれる
忙しなさに感け疲れて
月夜にすら気づかずにいる時は
雲を押し退けるように
ひょいとそのふくよかな
おもてを覗かせる
不穏な心を見透かされ
おぼつかぬ “想い”を明快に
照らし出しては
“ だいじょうぶ ”
そうして——— いつも
励ましをくださる
魂の祖(おや)の如き
慈しみに
この
心は奮え、清まりながら
大愛へ
満ちてゆく
敬愛と感謝をこめて
ごめんなさい
ありがとうございます
愛しています