いつもキレイな心でいたいから。。☆″
Lesson34 “強み”は心の成長
「心を強く持ちなさい」と幼い頃に言われた記憶があります。
“心を・・強く”。 頭では何だか分かったような、分かっていないような。
それでも何となく。。「軸となるのは“心”」ということ、その心はブレやすく、平静平常を保つことが大事なのだと・・・先人たちの智慧が心に薄らと刻まれ、活きています。
塾生:私は昔から身体機能の弱さを感じており、努めて強化に勤しんでいます。強く
あるため、授かる能力をもっと活かすため懸命になるのは慢心でしょうか?
センセ:そうですね。。持てる能力を強化することと、精神的な強さは穿き違えやすい
ところかもしれません。身も心も天よりの授かり物、貴方が真の幸せを会得する
ために必要不可欠な賜り物“ギフト”です。
塾生:能力強化や開発に偏るのも、過去世の生き様が影響していると・・?
センセ:そうですね。身体の機能向上や能力開発に懸命になり、心を置いてきぼりに
しては本末転倒となってしまいます。それは慢心(我慢・傲慢)に因るものです。
過去世における“自分は他より劣っている”との劣等感から、より強く、より優れた
ものを目指し、他に“認めてもらう・認めさせる”といった強い自我が培われる。
私たちは自己の都合により他者と持てる物を比較して、自らの“授かり物”に対し
強い・弱い、好都合・不都合などとの評価や判断を下しては、自らを不幸に貶めています。
あなたが求めるその“強さ”、本当に、
天が望まれているものでしょうか?
己の過去世の生き様が多くの悪いカルマやトラウマを生み、それが元で、心は脆く(弱く)なっている。真(本来)の“強さ”を求めるなら。。自らの心を育み、“我(われ:自分)”というプライドや慢心から心を解放して、真の自由を得ること。しかありません。
欲望や情に囚われない、偏りなき自由な心は微塵もブレず、常なる平静さで物事の本質を見つつ、あるがままを受け容れています。
その心が一段と大きく成長してこその“強み”なのです。。。☆。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。