想い癖のケア

気がつけば―――

他愛もないことからイラつく“怒り癖”

後から考えるほどに
惜しまれて悩ましい“くよくよ癖”

既成概念に囚われる余り――

身の程知らずの“頑張り癖”

苦しみ堪えて

素直に泣くことも出来ぬ“我慢癖”

受容されない自我が
おどけて見せる“茶化し癖”

人の心には、過去世より培った習慣
様々な“想い癖”があり、常習的な苦悩は生み出され
幸福感を薄っぺらなものにしている

自らを不幸に貶めているその“癖”に気づいて
「その想いは不幸の元」であることを潜在意識に教え諭す

想い癖は解消できるが、長年の習慣ゆえに根気がいる

常日頃、自らの“想い”に意識を向けて
気づいては教え諭し、また気づいては教え諭すを繰り返し
気長に取り組む姿勢が欠かせない

日常、自己の想いに意識を向ければ―――

どのような時にイラつくのか
どのような事でくよくよと考え、悩むのか

その理由や云い訳はもしかしたら、既成概念
思い込みや固定観念では？

この期に及んでも、何とか堪えてでもやり過ごす？
なぜそうして頑張らねばならない？

先ずは、意識的に気づこうと意識するところから
想い癖として染み着いた心のケアは始まる

「自分の事は解っている」つもりでいる頭（顕在意識）の一方
自らの心（潜在意識）を、云うほど理解に至っていない

その「自分」に潜在する心が
どのように思っているのか、“そう思う”傾向を
常に“知ろう”と意識しているだけでも心は成長する

自らの心を意識し
その健やかなる成長を願うことは

過去世より染み着いた
不幸な想いの習慣である“想い癖”に気づく
よき機会に惠まれる



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