「犬も喰わぬ」
ほどの
夏風邪を引き当てた
クジ運なぞ
サッパリ縁のない者にとっては
なかなかの
『大〜当た〜り〜〜♪』かな(照笑)
幸いなことに。。
引いたそもそもの要因は
己にあることを
承知していたから
不安はなく、むしろ
静養に専念できること
をありがたく思えて胸が詰り。。 時折
嗚咽を繰り返す
熱に魘され、節々は痛み、鼻や喉の粘膜が
乾いて、声に成らなかったもののーーー
食欲から解放されて、身軽になった(♪)
嗅覚が 失われたことによる
無臭の世界は
単一的で
味気なく感じるも、同時に
意識へ浸透している
‘にほひの記憶’がまるで。。
香り立つように 浮上してきて
「なるほど、美味(巧)くしたもの」
と 妙に納得がゆき
頼もしくさえ 思えた
特に
浄化(現象)たけなわな、この時期
これまで 頑張らせてきた身体に
余計な負荷を掛けまいと
頑張る“想い”へ 想いを馳せ。。。
「頑張ったんだね」と
そう声を掛け、よくよく
労ってゆくうち、いつしかーー
嗚咽は号泣に変わり
大量の涙や鼻水が
堰を切ったように溢れ出し
何処もかしこも
汗だくだった
そうして。。じ〜んわり
節々の強張りは解れてゆき。。
滞っていたものが、緩やかに
夏の移ろいとともに
流れていった
敬愛と感謝をこめて
ごめんなさい
ありがとうございます
愛しています